ウクライナ侵攻について態度を保留している中国。しかし、ウクライナにとって中国は最大の貿易相手国であり、中国側もウクライナに多額の投資をしていることから、中国政府は情勢の悪化に気をもんでいるという指摘が出ている。米国営放送「ボイス・オブ・アメリカ」が伝えた。  「ボイス・オブ・アメリカ」の報道によると、中国はウクライナの持つ地理的位置・欧州連合(EU)との自由貿易協定(TPP)、独立国家共同体(CIS)の鉱物・農業資源などの条件から大きな戦略的利益を得ている。